2020年03月03日

3月のこころ…ゆっくりゆっくり バナナのペースで

  • 2020年03月03日(火)

「園からこんには」の園長の文章がなかなか書けなくて申し訳ありません。
2019年の最後の月になってようやくこのように発行することとなりました。
これからも頑張りますのでよろしくお願いします。

4月からの新しい生活に不安も感じるかもしれません。
でも、大丈夫。今までのみんなの大きくなった歩みには、「これからも大丈夫」が含まれています。
幼稚園の毎日で、子どもたちは確実に生きる力を育みました。
土台がしっかりと据えられたのです。
「希望」を持ちましょう。
「明日への希望」がイチバンです。

(ママやパパたちへ)
あのスペインのサグラダ・ファミリア教会を設計したアントニ・ガウディは、1926年に亡くなりましたが、彼の志を引き継ぐ者たちによって、サグラダ・ファミリアは今も建築の途上にあります。
1883年に始まった建築が、今年137年目を迎えています
。何とロマンのある話しでしょう。
そのガウディの幼少期のエピソードに、学校の授業で「鳥はなぜ空を飛ぶことができると思う?それは、鳥には翼があるからなんだよ。」と教えた先生に対して、「家の鶏は翼があっても空は飛べないよ。鶏は翼を走るために使っているんだ。」と反論した話が残っています。
幼いガウディが、周囲にある物をよく観察していたことを示すエピソードですが、このエピソードが今も語り継がれるのは、このガウディの反論を否定しなかった先生がいたからです。
もし、この先生がガウディの反論を「せっかく教えてやっているのに、生意気な。」と受け止めたなら、ガウディの反論はその場で消えたことでしょう。
ガウディは、こんな言葉を残したそうです。これは、子育てにもあてはまると思います。
「神は完成を急がない。諸君、明日は今日よりいい仕事をしよう。」

(子どもたちへ)
赤ちゃんの一日は、おとなの三十日分。
三歳の子の一日は、おとなの十五日分。
六歳で、七日分。
だから、キミたちは、ジッとしてはいけません。
中身がたっぷりとつまった毎日を送ってください。

発明家のエジソンさんは、「why(なぜ)?といつも考える子ども」でした。
そして、建築家のガウディさんは、「why(なぜ)?と何でもじっと見る子ども」でした。
ぜひ、エジソンさんやガウディさんのように、考える子ども・観察する子どもになってほしいと思います。
また、動物たちは六歳になったら、もうりっぱなおとなになります。
人間はそうではありません。
人間の六歳は、まだ子どもです。
これは神さまがキミたちに、「ゆっくり大きくなっていいんだよ」と言ってくれているからです。
そう、「毎日が、夢中で仕方ありません。毎日が、楽しくってたまりません。」でいこうね。
 〔園長:飯塚拓也〕




(C)Ryugasaki Kindergarten All Right Reserved