食べて育つ

12月 給食室から

  • 2018年12月12日(水)

今年も残りあとわずかになりました。

例年より気温が高い冬と言われていますが、空気は乾燥していますので、風邪ウィルスは活発になってきています。

食事だけでなく、運動や睡眠も重要です。

しっかり睡眠をとり、朝ごはんをたくさん食べて体の中から温かくなりましょう。

また、睡眠不足や、食事不足だと低体温になりますので、風邪をひきやすくなってしまいます。

厚着をして温めるだけでなく、体の芯からポカポカになる生活に目を向けていきましょう。


 真冬に気をつけたいのが「水分補給」です。

夏と違って水分補給のタイミングを失いがちです。

人間の体は空腹には気が付きやすいですが、体の渇きには鈍感です。

意識をして水分を摂りましょう。

朝一番にコップ一杯の水を摂る事を心掛けてみてください。

お腹が動き出してくれますので、便秘予防にも適しています。

また、肌の乾燥も水分補給をこまめにすることで改善される場合もあります。

冷たい飲み物でなく、常温か少し温めた水や麦茶にしましょう。
 
食べる力

先月の収穫感謝クッキングでは、たくさんの野菜や果物のご提供ありがとうございました。

秋の味覚がたくさん入った「なんでもカレー」は恵みの秋によって温まるカレーが出来上がりました。

ども達は釜戸の火の温度を感じながらグツグツ煮える鍋を見たり、羽釜で炊けるごはんの香りも感じていました。

「いい匂いだね、お腹空いたね」と先生たちと出来上がりを楽しみにしていました。


 カレーには根菜類はもちろん、長ネギや小松菜やほうれん草も入りましたね。

美味しいかぼちゃや甘いお芋もたくさん入りましたね。


喉の粘膜を強くするビタミンAは青菜、人参、ブロッコリーにたくさん入っていました。

体の抵抗力を強くするビタミンCは、芋類や最後にみんなで食べた果物から摂ることができました。


ビタミンCは毎日摂りたいですねそして体の成長に欠かせないたたんぱく質、ビタミンBがたっぷりと含まれる豚肉もたくさん入り、冬に摂りたい栄養をたくさん美味しく食べる事ができました。


栄養士 畠中かおる

11月 給食室から

  • 2018年11月13日(火)

11月に入り気温も湿度も下がってきました。

子ども達は園庭や散歩などでどんぐりや落ち葉など秋を見つけて楽しんでいます。

寒さに負けず体を活発に動かして遊んでほしいですね。

お家の方達も心配になってくると思いますが、冬の風邪やインフルエンザ予防に備えて3食の食事をしっかりとって健やかに過ごしましょう。


 睡眠、食事、運動がうまく整っていないと体が冷えやすくなってしまいます。

特に朝食を食べないと体は冷えたままで低体温の体質になってしまい、免疫力も低下してしまいます。

これからもっと寒くなります、朝からしっかりと食べてぽかぽかになって登園してきてくださいね。
 ごぼうやレンコンなどの土の中にできる根野菜は体を温めると言いわれています。

食物繊維も豊富なので、腸を健康に保ち免疫力が上がる事につながります。

茨城県の霞ヶ浦市では蓮根栽培が盛んですね、旬の美味しい蓮根やごぼう、大根などを使った料理を食べましょう。


白菜も旬になってきましたね、お鍋やスープに入れて体の温まる食事を楽しみましょう。

給食でもたっぷりとスープに入れたり、あんかけ煮にしたりしていただきます。


 今月は収穫感謝クッキングの「なんでもカレー」があります。

羽釜でご飯を炊いて、旬の野菜をたっぷり入れたカレーは、恵みの秋に感謝をすると共に、毎年冬を迎える前にみんなに力をたくさん与えてくれます、楽しみですね。


食べる力

 ぐりとぐらのシリーズで『ぐりとぐらとすみれちゃん』という絵本に登場するかぼちゃ料理を給食でと先生にお話をいただいて、給食室で「かぼちゃのぺちゃぺちゃ煮」を作りました。

食缶を開けた時の子ども達の反応が想像以上に喜んでくれました。

絵本の中ですみれちゃんという女の子が、なかなか切れないかぼちゃを「えい!」と投げて割るという内容だったので、子ども達は「給食でも投げて割ったの?」

「切るの大変だった?」

といつものかぼちゃ料理の時より質問や話題が多かったです。

子ども達がお話に夢中になっているのが分かりました。

また、そんな子ども達の意欲をさらに引き出してあげたいと思った先生達にも感謝で今年の幼稚園のお芋も甘くて美味しいお芋がたくさん掘れましたね。

おうちに持ち帰って美味しく食べたお話をたくさん聞けました。

「スィートポテト」「天ぷら」にして食べたとうれしそうにお話してくれました。

さつま芋はたまご組0歳の離乳食から年長のほし組さんまでみんなが大好きです。

「これ僕が掘った芋で作ったの?」

と給食の時間さつま芋が出るたびに嬉しそうに聞いてくれます。

給食では天ぷらはもちろん「芋ごはん」「サラダ」「さつま芋カレー」と幼稚園のお芋を味わいました。

お味噌汁の具にさつま芋を入れた時は「みそ汁にさつま芋が入っている!」

と喜んでくれました。

食物繊維がたっぷり入ったお芋を食べて元気なお腹でいましょう。



 散歩などで活動量が増えた日はたくさんお腹が空きますね。


とくにほし組さんは年齢も体も大きい分最近とても良く食べるようになってきました。


ほし組さんに行く通路のほうから給食の匂いがしてくるようなので、「いい匂い!」という声が聞こえたり、外から帰る途中も給食のメニューを当てようとしてくれています。

きっとお家でも台所からの匂いを感じて日々五感を使っている事と思います。



                       栄養士 畠中かおる

給食室から 10月

  • 2018年10月10日(水)

すっかり秋になりましたね。

涼しい気候の中、子ども達はたくさん遊び、食欲が増えたように感じます。

夜も気温が低いので、風邪をひかないように気を付けて生活しましょう。

新米をはじめ、野菜や果物、魚など私達日本人に欠かせないたくさんの食べ物が旬を迎えます。

絵本や子ども達は自然の中からたくさんの秋を感じている様です。

スーパーなどのお店の飾りつけからも秋の美味しい食べ物を感じる事もできます 。

夕飯のお買い物で一緒に秋を探して食欲の秋を楽しみたいですね。


 新米になり、ごはんが美味しいですね。

白いご飯は和食にも洋食にもどんなおかずにも合います。

味のしっかりついたおかずを口にすると、ごはんが食べたくなりませんか?

私達日本人の食事は、白いご飯とおかずを一緒に食べる事を好みます。

ごはんを中心に、肉、魚、豆、野菜をおかずにして、口の中で噛みながら自然に調味することができるからです。

咀嚼も増え、消化を促し、脳の活性化にもつながります。

秋刀魚や根菜の煮物など、ごはんに合うおかずも豊富な季節ですね。


 旬の食材は旬でない時期より、栄養価が高く、旨みも豊富な事です。

旨みが豊富だと、少ない調味料でも美味しくいただけますね。

また、旬の食材は今の体に必要な栄養が含まれています。

秋は冬に向けて寒さに負けないための体を作る栄養も豊富です。

秋が旬の芋類にはでんぷんが豊富なので、体力を蓄える事ができます。

腸内環境を整える食物繊維もたっぷり含まれています。

芋類はもちろん、味噌や納豆などの発酵食品を食べて腸を元気にし、冬に備えて免疫を上げていきましょう。

給食の青菜の納豆和えは醤油糀も和えているので元気の素です。


食べる力

 2月仕込んだ味噌が8カ月の間床下で発酵し、美味しく出来上がりました。

色は淡い色で、糀の風味がとても良く、甘みがあります。

これから月日を重ねるごとに色も味も深まり、コクも増していきます。

今年の味噌で作ったお味噌汁どうだった?

と聞くと「色が変わったね」「甘くなったね」「ツブツブ(糀)が美味しかった」といろいろな発見の声を聞くことができました。

味噌作りの日の見学や、大豆の本などからも味噌への関心は高くなってきたように思います。

また、豆腐や油揚げなど大豆製品への関心も、味噌の話がきっかけで関心が深くなりました。

年間を通して子ども達を育ててくれるお味噌と、味噌の仕込みに協力してくださったお家の方たちに感謝です。

暑い夏には熱中症の予防にもなり、冬は体を温めてくれて強い体にしてくれる味噌を今年度も子ども達と大事にしていき、子ども達の食べる力を豊かにしていきたいです。


◎旨みがぎっしりのきのこの混ぜご飯美味しいと大好評でした。

 給食ではしめじ、えのき茸、椎茸が入った混ぜご飯でした。

その他に油揚げと人参も一緒に煮て混ぜご飯にしました。

グツグツ煮ていると美味しい汁を油揚げが含んで美味しさがますます増えました。

ごはんと混ぜながら『みんな喜んで食べてくれるかな』と思っていたので、子ども達や先生達から「美味しい!」と聞けた時はとてもうれしかったです。

この日はきのこの食物繊維とサラダの醤油糀マヨネーズや、みそ汁で腸が元気になりました。


◎秋が旬の秋刀魚は毎年給食で食べてます。

 調理前に生の秋刀魚を子ども達と一緒に見て、その日は秋刀魚を楽しみに元気いっぱい遊んで楽しみにしていてくれます。

とても新鮮な立派な秋刀魚でしたね。

骨まで柔らかく煮たのでカルシウム、たんぱく質、鉄分で丈夫な体作りの源になりました。


                       栄養士 畠中かおる

給食室から9月

  • 2018年09月07日(金)

9月に入り、いつの間にかトンボがたくさん飛ぶ季節になりました。

朝晩は涼しいですが昼間は残暑がありそうですね。

秋に多い夏バテなど体調を崩す心配もありますが、寒い冬に風邪をできるだけひかずに乗り切るには今この時期がとても大切です。

秋はカーニバルやお芋堀りなど体を動かす事がたくさんあり、バランスの良い食事がさらに大切になってきます。

新学期も始まりまた新しい生活が始まります。

たくさん食べて元気に登園してくださいね。


 美味しいごはんの季節です。

田んぼの稲も黄金色になってきて、稲刈りが始まっているところもあります。

「食育」は食卓の上だけでなく、外で学ぶこともたくさんあります。

おうちの方と一緒に秋の空の下、田んぼや畑を見ながら散歩したり、秋の良いところを一緒に喜びたいですね。


 ごはんはパンやうどんよりも咀嚼をして食べるので、顎にも脳にも胃腸にも良いです。

美味しい新米を是非お家の方と喜びながら味わってほしいです。

給食でも毎年「今日は新米だよ」と子ども達に伝えると、ごはんのツヤや香りにも違いを見つけてくれます。

今年も反応が楽しみです。

15日にJAの稲刈り体験があります。

お家の方と参加できてとても貴重な体験です、是非ご参加ください。


 そしてごはんと良く合うのがお味噌汁ですね。

先日2月に仕込んだ味噌は順調に発酵が進んでいて、もうすぐいただく事ができそうです。

新しい味噌で作ったお味噌汁の時、毎年子ども達は違いを感じてくれてます。

新米も味噌も楽しみにしていてくださいね。



食べる力

 夏休みの間の預かり保育に来ていた子ども達が「夏野菜美味しかったよ」と話してくれました。

どれが夏野菜なのかを分かっていたことがうれしかったです。

スーパーで1年中並んでいるキュウリやナスやトマトも美味しい季節があるという事を、先生やお家の方の話や、ハッピーファームでの体験から理解していたのだと思います。


夏野菜のかき揚げが好評で、とても良く食べてくれました。

玉葱、人参、いんげんをかき揚げにしました。

「天ぷら甘いね」とうどんの汁に上手につけてたくさん食べてくれました。


玉葱も人参も甘さを感じますね。ピーマンも青みに加えて彩良くできました。


これから秋が深まると、みんなの大好きなお芋堀がありますね。

さつま芋の天ぷらも楽しみですね。


                            栄養士 畠中かおる

給食室から 8月

  • 2018年08月18日(土)

8月入り、夏本番の季節がやってきました。

今年の夏は特に暑く、園でも子ども達が健やかに過ごせるような環境管理にしっかり取り組んでいます。

3号認定の子ども達も預かり保育の子ども達も、元気に楽しく過ごしています。

部屋の温度管理も大切ですがこまめな水分補給も子ども達に習慣づけしています。

 
暑い夏、ついつい冷たいものばかり食べていませんか?

毎食冷たいものだと胃腸が弱ってしまいます。

胃腸が弱ると食欲がなくなり、疲れやすくなり、体がだるくなってしまう『夏バテ』になってしまいます。

毎食冷たいものは避けて、温かいものも食べて胃腸を温めてあげましょう。

胃腸が温まると、体温が上がり、汗をかきます。

汗をかくことは体が体温調節をしているという事です。

体が冷えて食欲がなくなり、食べやすい冷たいものを食べてまた胃腸が弱ってしまう、という悪循環にならないようにしましょう。

私達の体は、5℃以上の急激な気温の変化に対応するのはできないと言われています。

必要以上に冷やしすぎると、汗は止まりますが、新陳代謝の働きも止まります。

熱中症を避けるための冷房は必要ですが、冷やしすぎに注意したいですね。


夏の旬の野菜や果物も汗で失われたミネラルを補充できます。

おやつにはレンジで蒸かしたじゃが芋や、とうもろこし、スイカなどを取り入れて、体の調子を整えてあげましょう。


食べる力

子ども達、食べ物をかじって食べる事はできますか?

とうもろこしやすいか、蒸かした芋などは手で持って「かじる」という食べ方になります。

とうもろこしは芯から実をかじり取り、すいかは汁を垂らさない様にかじって口の中で種を口から出します。

大人がすいかの種を取って角切りにして食べさせたり、とうもろこしも芯から取ってあげたりするのではなく、自分の力で頭で考えながら食べたほうが子ども達の発育にも良いです。

顎も強くなりますし、自分で食べる力も身に付きます。

幼稚園での給食ではとうもろこしを芯ごとかじってしまったり、うまく実をかじることができない子もいましたが、しっかり食べる事ができました。

すいかは皮のギリギリまでかじってきれいに食べていましたが、すいかの汁は少々垂れてしまう子が多かったです。

吸いながらかじる、難しいですが口の中のいろいろな機能を使います。

夏の間にお家でも上手に食べてみてください。

トマトの丸かじりもおすすめです。


◎汗をかく季節にかぼちゃのきな粉かけはビタミンやミネラルが美味しく補給されます。

汗で流れたしまったミネラルを食事でしっかり補給しましょう。

また、良質なたんぱく質を充分に摂ることで暑さからくる疲労を残さず毎日を元気にすごしたいですね。

給食では白身魚のから揚げの下味に塩麴を使い、大根おろしお和えて美味しくいただきました。また作ってねと好評でした。


 残暑が厳しい新学期の9月に夏バテをしないように、おうちでもしっかりとした睡眠と食事を心掛けていきましょう。

来月になると新米や秋の食材がまた出てきます、楽しみですね。


                              栄養士 畠中かおる
 

給食室から 7月

  • 2018年07月09日(月)

気温が上がりもうすぐ夏本番です。

子ども達はプールも始まり、水の中でたくさん遊んでお腹がすいているせいか、給食をたくさん食べています。

蒸し暑い日は食欲が落ちてしまわないか心配でしたが、水分補給はもちろん、食事をしっかり摂って元気に過ごしています。


 子どもは大人より水分が必要です。

食事や間食から摂る他に、一日500mlから1000mlが必要です。

一気に飲むのではなく、こまめに少しずつ飲みましょう。

飲み物は砂糖がたくさん入った飲み物ではなく、麦茶や水で水分補給して食事の妨げにならないようにしたいですね。

砂糖を摂りすぎると、疲れやすくなったり、だるくなったりしてしまいます。

砂糖の入った飲み物は虫歯の原因にもなります。

子ども達の体も歯も健康に育ってほしいですね。

幼稚園では麦茶を補充用に用意しています。

食事前に少し水分を摂ると、食欲がわいて食事をしやすくなるようです。

ご家庭でも甘いジュースなどではなく、麦茶や水の水分補給をよろしくお願いします。


暑い夏こそ胃腸を冷やしすぎないでお腹を大事にしていきましょう。


 子ども達と食べ物の話をしていますか?

食べ物の話と言っても難しい話ではなく、例えば加工品の中のはんぺんやかまぼこはお魚からできていることや、ハムやウィンナーはお肉からできている事、牛乳からできているのは何があるかな?

など会話をすることで食べ物に対して興味が深まります。


園での給食の時間も年齢が上がるにしたがって、切り方や味付けなど調理法にまで話が広がります。

自分が食べるものを理解して食べる事ができるようになることで、苦手なものが食べられるようになったりします。

どんな味付けしてあるかで想像もできますし、どんな味に近いのかで食べず嫌いも克服できます。

これから色とりどりの美味しい夏野菜が豊富に出回ります。一緒に楽しみながら夏の美味しさを味わいたいですね。


夏野菜のピーマン、キュウリ、トマトなどの暑さの中たくましく育つ夏野菜は水分たっぷりで夏の体を元気にしてくれます。

食べる力

ほし組さんに「給食室で塩ゆでしてください」とハッピーファームで収穫したいんげんを運んでくれました。

いんげんは混ぜご飯や煮物の彩りに給食でもよく使います。

給食では細かく切ってあるので、細長いいんげんを収穫して茹でて長いまま食べるのは貴重でしたね、何より自分たちで育てた野菜に喜びと感心に満ち溢れていたと思います。

子ども達は何もつけなくても美味しく食べたそうです。

給食室を食べ終わると、茹でてくれてありがとうと伝えに来てくれました。

収穫は手をかけて育てる大変さを知っているからこその喜びですね、子ども達と一緒に育てる環境を作ってくれていた先生達も子ども達の食への関心が深くなった事をうれしかったと思います。


                              栄養士 畠中かおる

給食室から6月

  • 2018年06月11日(月)

ポカポカした陽気から、晴れた日は日差しが強くなってきました。


今年の梅雨入りは早そうですね。


梅雨に入ると湿度が高くなってきます。


大人梅雨は嫌ですが、子ども達は四季を学ぶ貴重な季節です。

雨の季節に咲くアジサイや、カタツムリを見つけたりと雨の季節ならではの楽しさを経験すると思います。


また、畑づくりをしているほし組さんにとっては、植物にとって欠かすことのできない「水やり」を知っているので、雨はプラスのイメージになるかもしれませんね。

植物も人も水分はなくてはならないものです。雨でも蒸し蒸しする日は水分補給は欠かせません。
 食事をする際によく「よく噛んで食べようね」と声をかけています。

子ども達にはよく噛むと良いことがたくさんある事を伝え、ちゃんと理解をしてほしいですね。

「咀嚼」は食べ物を体に取り込むための最初の消化活動です。

良く噛むと唾液の分泌が増え、口の中を中性に保ちますので、虫歯も予防できます。

また、生野菜(アルカリ性)でも口の中を中性にすることができます。


 人は始めは母乳やミルクを飲む事しかできません。

「食べる」事は生まれつきできないので、離乳食でドロドロしたおかゆなど飲み込む事から始まり、だんだん固形物を食べるようになります。

食べ物を口に入れると脳はその食べ物をどんな風に食べるかを口に指令します。

噛まなくていいものや噛まなくてはいけないものを自然に覚えていきます。

ずっと柔らかいものばかり食べていると生野菜やお肉などの噛み応えのあるものを食べる事が苦手になります。

いろいろな食感のものを食べて「食べる」機能をしっかり身に付けていきましょう。

食べる力

 進級して環境が変わったり、給食が初めてで最初は戸惑っていたすみれ組さんも、今では給食をとても楽しみにしてくれています。

先生達が子ども達との生活の中で「お腹が空いたね、給食楽しみだね」などと子ども達と一緒に楽しみに迎えてくれている事や、話をきちんと聞ける事ができる子ども達だからだと思います。

食べ物や作ってくれた人に感謝をする事が心に伝わっている子ども達から「ありがとう、ごちそうさまでした」と私たちに伝えてくれる子ども達はとても素晴らしいと思います。

私達給食スタッフは毎日給食を喜んでくれる子ども達のために、作ることに日々喜びを感じています。食べる事が大好きな子ども達はこれからもどんどん力がついていきます。


◎山菜「ふき」を給食でいただきました。

 山菜は山で自然に生息する食用の植物です。

ふきは畑で採れた野菜と違って苦味やアクがありますが春から初夏にかけての旬の食材です。

食物繊維も多く含まれていて、子どもにとっては少々独特の香りですが厚揚げと煮物にしたら子ども達ちゃんと食べてくれました。

子ども達に人気ではありませんが、新しい食材との出会いの一つとして季節を感じてもらえたらいいなと思いました。



 子ども達の大好きなミートボールは一つひとつ手で丸めています。

豚ひき肉に玉ねぎのみじん切りとパン粉を入れたシンプルなミートボールです。

油で揚げる方法もありますが、給食はふっくら茹で作っています。

この日は醤油をベースの和風でいただきましたが、デミグラスソースで洋風にしていただく日もあります。

ミートボールは毎回ほぼ完食で嬉しいです。



                          栄養士 畠中かおる

給食室から 5月

  • 2018年05月03日(木)

新年度が始まり、ひと月がたちました。

新入園の子達も、進級した子ども達も新しい環境に慣れてきて、元気いっぱいに遊び、たくさん給食を食べてくれています。

 子ども達、睡眠はしっかりとっていますか?

寝るのが遅くなってしまうと、起きている時と寝ている時の体のリズムがうまくいかなくなり、食欲にも影響してしまいます。

まずは睡眠をしっかりとることが大切ですね。朝早く起きないと朝食もしっかり食べる事ができません。


 睡眠は骨や筋肉などを作ったり、免疫力を高めます。

そして昼間経験したことや、感じたことを寝ている間に整理をします。

子ども達の頭と心の中は大人より情報や感じたことがいっぱいかもしれませんね。

良い睡眠をとって記憶の整理をし、安定した心で毎日過ごしてほしいですね。

しっかり生活のリズムができていれば、空腹のリズムもできてきます。

「早寝、早起き、朝ごはん」で体内時計を正常に保ち、お家での食事も幼稚園での給食もしっかり食べてほしいですね。


 子どもの舌は敏感です。

わずかな苦みや野菜の香りにも、「苦手」と反応してしまうことがあります。

赤ちゃんには苦手な二つの味があります。

「苦み」と「酸味」です。

苦みは体に毒だと反応し、酸味は腐敗していると本能が働くからです。

特に野菜から感じる苦味を敏感に感じてしまう子も多いです。

離乳食の頃は柔らかく煮た食べやすい野菜も、大きくなって生で食べる機会が増えた時に苦手だと反応してしまいます。

でもだんだんと成長するにつれて、食べられるようになってきます。

野菜の中の甘みを感じたり、歯が生えそろってきてシャキシャキとした食感が美味しいと感じるようになるからです。

子どもが食べないからと食卓から外したりすると、好きになるきっかけもなくなってしまいます。

幼稚園でみんなで食べる給食がきっかけで好きな食べ物がもっと増えてくれたらうれしいです。


食べる力

 午前保育が終わり、新入園の子は初めての給食がスタートしました。

各クラスでの給食は初めてで、ごはんが入っている食缶も、カレーやお味噌汁が入っている大きな食缶も見るのが初めての子もいたと思います。

1号認定さんも含めの初めての給食はチキンカレーとコールスローサラダでした。

カレーはみんな大好きで、すみれ組さんは『カレーライス』の絵本を先生が読んであげたら予想以上に真剣にお話を聞いて盛り上がったそうです。

みんな「美味しい」と言って食べてくれました。

食べたい気持ちがしっかりとある子ども達がたくさんいて給食が楽しみですね。

コールスローサラダは苦手そうな子もいましたが、それも食との出会いです。

大丈夫です、これから一緒に楽しみながら食べて、食べる種類も増えて自信もついていくと思います。



                            栄養士 畠中かおる

給食室から4月

  • 2018年04月25日(水)

ご入園、ご進級おめでとうございます。

子ども達が健やかに成長し、豊かな心を育めるような温かい給食を作っていきます。よろしくお願いします。


給食が初めての子もいますので、幼稚園の給食の紹介をさせていただきます。

給食のお米はJA竜ケ崎から配達して貰っています。

お米は大きなガス窯を使って炊きますので、ふっくら甘みのある美味しいごはんが炊けます。

ごはんより麺やパンが好きな子どもが増えてきていますが、幼稚園に通い始めてからごはんのほうが好きになる子もたくさんいます。

JA竜ケ崎は毎年秋に稲刈り体験を園で参加させてもらっています、その時期になったらお知らせしますので楽しみにしていてくださいね。

野菜、卵、豆腐類は市内の市場から仕入れています。

とても新鮮なものを用意してくれる信頼のある八百屋さんです。

旬で美味しい野菜の情報などを親切に教えてもらっています。

お肉は土浦のお肉屋さんで、豚肉、鶏肉共に国産で良質なものを配達して貰っています。

魚は千葉から配達してくれる魚屋さんです。

近くの済生会病院でも使っているお魚屋さんで、衛生面や安全性に力を入れている業者さんです。

パンはクーロンヌさんで、焼きたてのロールパンを当日仕入れています。

しっとりモチモチでとても美味しいパンです。


冷凍食品は使わずに、全部手作りです。

フライも一つ一つパン粉付けをし、ミートボールも手で丸めて作っています。

シチューもルーから作っていて子ども達に人気です。

味噌汁はだしを取り、化学調味料は使いません。

そしてそのお味噌は2月に保護者のみなさまに協力してもらって仕込んだ、手作り味噌です。

園の床下に保存しています。

糀の風味がとても良く、美味しいお味噌汁は、みんな大好きです。お味噌汁がきっかけで食べられる野菜が増えた子もたくさんいます。


味噌作りの時に毎年材料を仕入れている稲敷市の味噌屋さんから糀を買って給食室で醤油糀や塩糀を作っています。

園の子ども達は味噌や糀にとても関心が強くなっています。

醤油糀や塩糀を作る様子や、調理に使うレシピなどもお手紙で書いていきたいと思います。


園の給食は、誕生日礼拝の日や、キラキラセミナーの日など、給食を食べる機会がありますので、是非楽しみにしていてください。



                        栄養士 畠中かおる

3月 給食室から

  • 2018年03月05日(月)

早いもので、今年度最後の月になりました。

子ども達はぐんぐん大きくなってきて、どの学年も食べる量も増えて、完食を喜ぶ日が多くなっています。

去年より心も体も1年分大きくなりました。

ほし組さんはあと1ヶ月もすると小学1年生ですね。

ほかの学年のみんなもひとつずつお兄さん、お姉さんになります。たくさん食べて新しい生活に向けて元気な体を作りましょうね。

 気温が少し暖かい日もありますが、空気の乾燥はまだ続いています。

春になって気温は上がっても湿度まだ上がりません。

花粉の量も飛紫外線の量増えて、敏感な子ども達の肌や鼻の粘膜はかゆくなったり敏感になってしまいます。

緑黄色野菜などの色の濃い野菜は乾燥から守ってくれます。

たくさん食べましょうね。

入園した頃は野菜を少ししか食べる事が出来なかったほし組さんも、今はほとんどの子がしっかりと食べるようになりましたね。

たくさんの旬の食材の名前や特徴も覚え、調理法も自ら聞いてくる程興味を持ってくれるようになりました。


 食事は空腹を満たすだけではなく、心も満たしてくれます。

嬉しい事があった時に、家族みんなで食べるごはんは格別美味しく感じます。

落ち込んだりした日も、励ましてくれるのも、お家の方が作ってくれた温かい食事です。


園でもたくさん遊んだり活動した日はお腹がたくさん空きますね。

友達や先生と一緒に食べると美味しくて幸せな気持ちになります。

食事はやっぱり一人より誰かと食べたほうが美味しいですね。これからも食事に感謝をし、楽しく食べる事を忘れないでくださいね。



食べる力

大豆の五目煮を給食でいただきました。

子ども達は「美味しいね大豆好き」と言ってくれました。

ひつじ組さんでお箸で大豆をつまめた事を嬉しそうに見せてくれました。

お箸はいろんな使い方をします。

ご飯を乗せる、魚を箸でほぐす、煮物をはさむ、納豆などを混ぜるなど、様々な使い方をずっとしていきます。

今は持ち方をじっくり覚えている時期です。

お家でもお箸で食事をしている子もいる様で、上手になってきています。

できる事が増えると嬉しくなり、向上心も上がります。これからも成長を一緒に喜んでいきたいです。

給食のお味噌作り

 たくさんのお家の方のお手伝いのおかげで今年も美味しい味噌を仕込む事が出来ました。


ありがとうございました。

大豆を煮ている匂いも糀も良い香りでしたね。

みなさん子ども達のために美味しく作りたいという思ってくださったので、今年のお味噌も絶対に美味しく出来たと思いました。

大豆のアクとりも、糀と塩を混ぜる塩切りもとても丁寧に作業をできました。子ども達も味噌づくりに向けて絵本を読んだりしていました。


お味噌作り用キットを購入される方が年々増えています。

買う量を増やしたお家の方もいました。

給食で醤油糀や塩糀を使ったメニューも人気なので、自宅で作るように糀を購入された方もいて、糀に親しみのある幼稚園になってきましたね。

また、2月は大豆のメニューがたくさんあり、味噌だけでなく油揚げや高野豆腐になど、様々な食品の原料となる大豆はすごいですね。

おから煮も給食でいただきました。

おからは食物繊維やイソフラボンが豊富に含まれています。

大豆は「大いなる豆」が語源となっているそうです。



                         栄養士 畠中かおる




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