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- 2025年1月号育ちのこころ 毎日一回は『誉めて』ください
2025年が始まりました。
この一年も、子どもを真ん中にはさんで歩むことを、どうかよろしくお願いいたします。
そして、この一年も、いつでも、なんでも、ご相談ください。私たちも共に歩ませてほしいと願っています。
「子どもが育つ魔法の言葉」は、世界10か国以上で翻訳され、各国で多くの共感を呼び、特に日本では100万部を超す大ベストセラーとなった本です。著者のドロシー・ロー・ノルトさんは、3人の子どものママであり、家庭教育の子育てコンサルタントの第一人者。
この「子どもが育つ魔法の言葉」の中で、ドロシーさんは、「毎日子どもを誉める」ことを勧めています。
子どもを誉める、それは、その子を認め、励ますことです。
子どもは親に自分を見てほしい、認めてほしいと思っています。
親に誉められて、子どもは伸びるのです。
この文章を読みながら、我が子の姿を思い浮かべてみましょう。
きっと思い当たるフシがあるのでは?
例えば、「見て見て攻撃」です。階段から一段飛び降りるといった大人からしたら何でもないことなのに、何度も何度も繰り返し、その度に「見て」「見て」とせがむ姿です。
あるいは、散歩に出かけどんどん先に進むくせに、何度も振り返ってママやパパがちゃんとついて来ているか確認する姿です。
これは、子どもの中に「内なる力」が育ってその力が子どもを動かすのですが、同時に、その育ちの喜びをママやパパにいっしょに感じてほしいという気持ちの表れです。
だから、決して面倒くさいなんて思ってはいけません。「すごいゾ!」「すばらしい!」と返すのです(12月号でもお伝えしたことです)。誉められたら嬉しくて、子どもはもっと頑張ろうとするのですから。
また、この「誉める」ことで、ママやパパは子どもの成長を実感するでしょう。「この子はもうこんなにも大きくなったのか」と。子どもの成長を実感できると、ママ業パパ業に頑張れることでしょう。
どんなことでもいいのです
毎日必ず子どもを誉めてあげてください。
「大好きよ」と言ってあげてください。
ドロシーさんからのメッセージです。
この一年を、「毎日1回は『誉めて』あげよう」で歩みましょう! (園長:飯塚拓也)