育ちのこころ2025年2月号
 【ママやパパたちへ】育ちのこころ
「大きくなりたい」
 

3月です。

3月はどんな月でしょうか?

「年度の最後の月です」、「卒園の月です」、「進級の月です」、

子どもたちは、「大きくなる」ことの期待に胸をふくらませてこの3月を過ごすことでしょう。

そんな子どもたちの「大きくなりたい!」という気持ちを大切にしてあげましょう。

こう書くと、すんなりと皆さんの中に入っていくでしょう。

だって、子どもたちには大きく育ってほしいってみんな願っていますから。

 

でも実は、子どもの「大きくなりたい!」を大切にするって、なかなか面倒でやっかいです。

それは、「大きくなりたい!」と「自分でするの!」が、表裏一体だからです。

神さまは、すべての子どもに「内的力」を持たせて誕生させてくださいました。

それは発達に課題があるとされる子どもでも同じです。

子どもは誰もがみんな「大きくなりたい!」の「内的力」を持っているのです。

 

「内的力」の一つが、「達成動機」です。文字通り、「自分でするの!」「自分でやりたいの!」のことです。この動機が動き出すとき、生活面でのあらゆるしぐさがそこにあてはめられます。

たとえば「食事」。スプーンが上手く使えなくても「自分で」が発揮されるから、「手づかみで食べる」がうまれます。手づかみで食べると、お家の食卓は大変。親は困るけど、子どもは満足です。だって、「自分で食べれた」のですから(実は、食べる過程では、「手づかみ食」って大事なんですよ)。

「着替え」もそうです。自分でやりたいと悪戦苦闘します。でも、そんな時に助けを出そうものなら、子どもは納得しません。「自分でやりたかった!」と、もう一度やり直しになります。

時間に余裕があるときならまだしも、朝の忙しい時にやられると、あぁ…。

靴を履くのも、帽子をかぶるのも、階段をあがるのも、「自分でやるの!」で親は大変。

でもね、それらは「大きくなりたい!」から来るものと、心得ましょう。

「大変」とは、「大きく変わる」と書きます。子育てに大変な時、それは決してマイナスな時ではありません。

子どもも親も大きく変わるチャンスの時です。だから、できるだけ待ってあげてくださいね。

こうして、4月を迎えましょう。                                  (園長:飯塚拓也)

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